モルディブダイビング3日目-アリ環礁でマンタの群れに遭遇!
モルディブダイビングの3日目は、前日に引き続きアリ環礁。そして今日は1月1日。新年早々ダイビングでマンタの群れに遭遇!今年のダイビング運もばっちりです。
Contents
モルディブのダイビング3日目はアリ環礁南部
3日目も前日から引き続き、アリ環礁南部でダイビングです。マンタやジンベエに遭遇する確率も高いので、大物好きにとっては最高のダイビングポイントです。
そして今日は1月1日。新年明けての初ダイビングです。1本目に潜る前、まずは初日の出を拝みます。雲の隙間から見える太陽と朝焼けの空が地平線の上に広がっていました。
な、なんて美しいんだ。
本当に地球って素晴らしい。
地球で生まれたことを感謝しつつ、本日もモルディブの海でダイビングです。
ランガリ・マディヴァル(Rangali Madivaru)
3日目の一本目は、アリ環礁南西部のポイントのランガリ・マディバル(Rangali Madivaru)です。マンタのクリーニングステーションがあって、特に乾期は1本のダイビングで何枚ものマントに出会うこともあるそうです。
確かに昨日の夕方に船の上から水面でバシャバシャするマンタが5~6枚いました。詳しくは以下の記事をご参照ください。
昨日の夕方と場所も近いし期待大!
マンタポイントとのことなので、もちろんカメラにはワイドレンズを装着。
エントリーしてまずカメ発見!
もしゃもしゃ食事する様子が愛らしいです。
そしてしばらくドロップオフ沿いを進みます。
それが長い!
30分近く泳ぎ続けた気が・・・。
もしかしてエントリーする場所間違えた?という不安に駆られつつも先へ泳ぎ続けると、別チームのダイバーの泡がうっすら見えてきました。棚の上で一列になって前の方を見上げてます。
出てるな・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ
と思いながら、ゆっくり近づいていきます。
でました。クリーニングステーションでクリーニング中のマンタ様です。
ダイバーたちの前を優雅にに泳いでいます。
かな~り近くまで寄ってくれますね。
しばらくマンタを楽しんだあと、安全停止へ。
マンタを見れてよかったけど、もっとたくさんのぐるぐるマンタ見たかったなーと思いながら、ちょうど3分が経過するころ・・・
またマンタ!!
8mくらいまで下りてみると・・・一匹じゃない!!
たぶん5~6枚はいたかと。
マンタ乱舞。
こんなに複数枚のマンタを一度に見たのは初めてで大興奮!
そして、何回も目の前まで来てくれて、接触しないかドキドキするくらいの近さでマンタを見ることができました。
安全停止終わってましたが、再び6m以下の深度でのマンタ鑑賞・・・。
自分だけじゃないよね~と思って周りを見渡すとみんな潜行してました。
写真見てください。フロート持ったまま降りてきちゃってます・・・。
ガイドさんごめんなさい。
でも、やっぱりマンタだし・・・。
と思って浮上後にガイドさんやチームの皆さんと話すと、あれは仕方ない!!という意見で一致。
モルディブいろいろあってホント楽しい!
クリーニングステーションでマンタを見ているとなかなか近くに来てくれないこともありますが、安心してください。必ず近くにきます。ぶつかりそうなくらいの勢いで突進してくることも。不用意に近づいていくと他のダイバーに迷惑になったり、最悪マンタに接触すると、そのポイントにマンタが来なくなってしまう場合もあります。マンタと楽しいダイビングのため、焦らずゆったりマンタ鑑賞しましょう。
ブラー・ティラ(Bulhaa Thila)
2本目もアリ環礁のポイントでブラー・ティラ(ブラー・ティラ)です。”ブラー(Bulhaa)”はディベヒ語で猫を意味するのですが、なぜその名前がついたのかよくわかりません。猫みたいな岩の隠れ根なのかも・・・。
エントリーすると、砂地に岩の光景が広がっていました。
残念ながら、これといって目を引くものはなかったです。
いたるところにハタタテハゼがいたのでとりあえず撮影。
あと、角が生えたハコフグがいました。
シマウミスズメかと。可愛かったです。こっちを見ながらバックする姿が萌えます。
ヒメフエダイも大量に群れてました。
浅場にはモルディブアネモネフィッシュがいましたが、動きが速い!
ちょろちょろ動くので可愛い写真が撮れませんでした。
あと、ハナダイもわらわらしていたので浅場は綺麗な景観。
モルディブのダイビングポイントで、“Kandu(カンドゥ)”という名前が付く場所がよくあり、それはチャネルを意味していました。同じように“Thila(ティラ)”と付くダイビングポイントもよく見かけます。“Thila”は隠れ根のことです。水面にはギリギリ出ていない根のことで、タイだと”Pinnacle(ピナクル)”と言ったりします。タオ島にある魚影が濃ゆすぎるダイビングポイントの”Chumporn Pinacle(チュンポンピナクル)”が有名ですね。
リーティ・ティラ(Reeti Thila)
3本目のダイビングも引き続きアリ環礁でリーティ・ティラ(Reeti Thila)というポイントです。
“Thila(ティラ)”という名前が付いているので、ここも隠れ根のポイントです。
2本目とほとんど同じ景観で砂地に岩が続きます。
ギンガハゼを発見。うまくストロボの光があたらず残念。
またまた大量にハタタテハゼがいたのでとりあえず撮影。
ペアや群れで撮りたかったのですが、なかなかくっついてくれなかったです。
一匹見切りのショットで諦めました。いつも同じ構図なので何か考えねば・・・。
その後、砂地で寝ているホワイトチップを撮影。
ドロップオフの壁にはスカテンとキンメモドキの群れ。タイのシミランを彷彿とさせます。
そのあと、ハダカハオコゼを発見。うまく擬態してますね。
ここでもモルディブアネモネフィッシュがたくさん。
一つのイソギンチャクに10匹以上いたような。
無人島でシュノーケル
ダイビングのエグジット後は、近くの無人島でシュノーケル。
人は住んでいませんが、観光客が海水浴したりビーチでのんびりしています。
シュノーケルの狙いは「パウダーブルーサージョンフィッシュ」の群れです。
モルディブと言えばこの魚。水面付近で群れで泳ぐ姿がよくダイビング雑誌に載っています。
事前に水深50cmくらいだからウェットスーツきて浮きながら泳いでください!との説明が。
またまた~そんなに浅いわけないでしょ~?
と思って聞いていたのですが、ホントに50cm!!
とっても浅いところです。
これだけ浅いと体は浮いた方が良いので、ウエットスーツ着用必須です。サンゴと自分の体を傷つけないためにも。
あと、20人以上が一斉にシュノーケルをするので、多少の蹴った蹴られたは我慢です。
あと、浅くてサンゴに触ってしまうかもしれないので、怪我に要注意。
しばらく泳ぐと、めでたく40匹くらいの群れを見つけました。
綺麗ですね。浅場の海に青が映えます。水面の揺らぎも美しい。
モルディブに来たって感じがします。
ちなみにどれくらい浅いかと言うとこの写真をみるとなんとなくわかるかと思います。
浅い!!
やっぱりサンゴや自分の体を傷つけないためにもウェットスーツは着た方がよいですね。
今宵は無人島に上陸してロマンティックディナー
本日のディナーは無人島に上陸してのバーベキュー。モルディブのダイビングクルーズではたいていこの無人島ディナーがあるそうです。
ビーチの砂でジンベエやマンタを作ってるあれです。
ありました。まずはジンベエ。
上手に作りますね~。白い斑点は貝殻です。
次にマンタ。
モルディブに来てからもう何枚のマンタを見たことか・・・。
ありがとう、モルディブ。
そしてカメもいました。
ビーチにはテーブルと椅子が用意されていて、ロウソクが灯されています。
ロマンティックディナー。
ビールも船から持ってきてくれているので、ガシガシ飲めます。
そしてお肉屋や野菜でバーベキュー!
バーベキュー以外の料理も用意してくれています。
ご飯を食べていると突然の雨。近くの小屋に退避しましたが、10分ほどで止みました。これくらいの雨は気になりません。だってモルディブだから。
テーブルに戻って空を見上げると・・・
星~!!すっっっごぅぉい星!!
けっこう晴れ渡ってる!
速攻で写真の準備!
三脚が無い場合の星空写真の撮り方
さて、今回は準備不足で、というか星空写真とることなんて全く頭になかったので、三脚もなし、明るいレンズもなし。
でも、撮ります。星空がそこにあるから。
三脚なしでの撮り方は以下のような感じです。
- 砂でちょっとした山を作る。砂はちょっと湿ってた方がよい。なんなら海水でちょっと濡らす。
- 砂にハンカチなどの布をかぶせる。
- レンズの絞りを開放にして、そのあとカメラの露光時間を1s程度に設定する。
- カメラを砂山に押し当てて固定する。
- とりあえず構図確認のために一旦撮影。
- 構図がいまいちだったら砂に押し込むカメラの位置をずらしたりして調整。
- 気に入った構図になったら、いったんカメラを手に持ち、遠くの光をつかって焦点調整。できるだけ遠くの光を使って、光が一番収束する位置に焦点を合わせましょう。
- 次に露光時間設定。レンズの明るさによって調整しましょう。10~20sくらいになるかと思います。
- 露光時間設定が済んだら、そ~と砂山にカメラをおいて撮影です。
もし、レンズの焦点を固定できるテープを持っている場合は、最初に焦点調整をしてレンズを固定してしまった方がよいですね。
三脚は重いしかさばるのであまり持っていきたくないですよね?
大丈夫です。三脚なしでもこの撮り方でけっこう綺麗な写真が撮れるので参考にしてください♪
無人島で撮影した星空
周りに光源がないだけあって、かなり星が見えます。感動。
この星空の下でディナー。ロマンティックです。
モルディブの星空~ヤシの木を添えて。
オリオン座がいい味を出しています。
ちなみに船の上からでも、晴れていればこのような星空を毎日見ることができます。
でも船は絶えず揺れているので写真で撮ると全部流れ星に。やっぱり星空を撮るなら陸上。この無人島ディナーで是非星空写真にチャレンジしてみてください!
星空写真って空だけを撮るのもいいんですが、空以外のものを一緒に入れるとよりよい感じになります。今回の写真だと、ヤシの木やディナーを楽しんでいる様子を星空と一緒に撮ってみました。
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