モルディブダイビング4日目-何枚ものマンタが舞う下でマクロ撮影!何でもありなモルディブの海
モルディブダイビングの4日目は、アリ環礁でワイドとマクロの両方のダイビング!マンタやレアなハゼに期待大!
Contents
モルディブのダイビング4日目はアリ環礁中部
モルディブのダイビングクルーズもいつのまにか4日目。楽しい時間はあっという間です。この日はちょっと北側に移動して、アリ環礁の中央付近でのダイビング。
マンタのクリーニングステーションや沈船ポイントでワイドとマクロの両方のダイビングを楽しめます。
マンタとは、前々日と前日に出会っていて、この日も会えれば3日連続になります。しかも一度に見れるマンタの数がだんだん増えているので、どんな光景が見れるのか楽しみです♪
マクロの方は、日本であまり見れないような個体を見れたらいいな~と期待。
ムーフシ・ロック(Moofushi Rock)
またまたマンタ乱舞!
4日目の1本目は、アリ環礁中央付近のポイント「ムーフシ・ロック(
Moofushi Rock)」です。マンタのクリーニングステーションがあるポイントなので、「マンタ複数枚見れたらいいなぁ~・・・」と1枚じゃ物足りない贅沢な心境でエントリー。
エントリー直後にホワイトチップが4匹くらい水底で熟睡中。
そ~と近づいて写真を撮ったのですが、起こしてしまいました。
サメさん、ごめんなさい。
その後、しばらく泳ぐと人の集団が。
すごい人数!!
この人だかりを見てクリーニングステーションに到着したことが判明。
人だかりを写した写真ですが、左上にマンタ写ってました。
写真を撮った時は人の多さに目を取られていてマンタに気づきませんでした。
ちょっとしてマンタが旋回していることに気づく。
マンタを見るポジションは、空いている岩のスペースに。
じゃまにならないところに着底します。
最初マンタから離れていても、しばらく待つと頭上付近を通ってくれるので待ちます。
いつの間にかマンタが2匹に。その後3匹に!
モルディブって複数枚マンタがデフォルトなんですか!?
え・・・?マンタを差し置いてマクロ・・・?
3匹のマンタが現れてすぐ、現地のガイドさんが「これを見ろ!」という感じで手を出してきました。
よく見ると平べったい生き物が。たぶんヒラムシ。
え!この場所、このタイミングでヒラムシ!?
だって目の前でマンタが優雅に羽ばたいてますよ!?
写真トレトレ!のジェスチャーがすごかったので、仕方なくマンタそっちのけでマクロ撮影。たぶん、とてもレアなんでしょう・・・。
マンタ用のワイドレンズも取り外し、ストロボもマクロ用に明るくしてウミウシ撮影です。
3匹のマンタの下で、マクロ撮影。
なんと贅沢な時間の使い方でしょうか。
しっかりヒラムシを撮影して、再びマンタ鑑賞に戻りました。
ちょっと時間がたつとようやくマンタが自分の方に向かってきてくれました。
しかも2匹。接触しそうなくらいギリギリの近さ!!
近い~~~!!
大迫力!!マンタの個体を識別できるように、しっかりお腹を撮影。
ありがとう。マンタ。
君たちもヒラムシを見たかったのかい?
デガ・ティラ(Dhe Ga Thila)
2本目は「デガ・ティラ(Dhe Ga Thila)」。ティラ(Thila)という名前が付いているので、隠れ根ポイントです。
ここには、人懐っこいツバメウオやいろいろなハゼがいるとのこと。
エントリーしてさっそくツバメウオの集団。
向こうから寄ってきてくれます。本当に人懐っこい!
近寄ってきて、ふぃって反対を向いて去っていきます。
猫ですね。
ナースシャークもそうでしたが、モルディブの海は猫みたいな魚がたくさんです。
水底付近で人だかりを発見したのですが、レア系なハゼでもいるんだろうな~と思いましたが、あまりに人数が多かったので、見に行くのは諦めました。たぶん途中でひっこんじゃうだろうし。
その代わり近くの砂地で別のハゼを散策。
5分ほど探すと、ドラキュラシュリンプゴビーを発見。
一瞬、ネジリンボウ・・・?と思うかもしれませんが、ドラキュラシュリンプゴビーは西インド洋の固有種。わりとレアキャラだったりします。
何枚か写真は撮ったのですが、もっとよりたかった。
でも窒素が溜まってて浮上しなくてはいけなかったのです。
こういうときにナイトロックスいいなーと思います。
もう少し安かったらナイトロックスにしたのに・・・。6泊で14,500円。
その後、ペアのクダゴンベを発見。
でも位置的に真上からしか撮影できませんでした。
棚の上の浅場は潮当たりがよく、かなり透明度がよかったです。
そしてハナダイがたくさん。
絵になる場所でした。
後から分かったのですが、途中見た水底の人だかりはアケボノハゼを見ていたそうです。モルディブのアケボノハゼは、見た目はそっくりだけど他の地域で見られるアケボノハゼとは違う固有種とのこと。
固有種と聞いて、見に行っておけばよかったとちょっと後悔。
アイランドサファリでのダイビングは1日3本が基本です。1日4本のクルーズもよくあるので、1日3本だとそんなに窒素溜まらないかな~と思っていたのですが、意外と溜まります。1本毎の深度がけっこう深いです。有料(6泊で14,500円)ですが、ナイトロックスを使用すると思う存分モルディブの海を楽しめるのでおすすめです。ライセンスと予算に余裕があれば是非♪
フェスドゥ・レック(Fesdhoo Wreck)
3本目は「フェスドゥ・レック(Fesdhoo Wreck)」。モルディブクルーズ2回目の沈船ポイントです。
沈船付近は透明度悪いですが、キンメモドキやらスカテンやらでわちゃわちゃ。
沈船下の砂地でハゼ探し。
結構深いので窒素要注意!
30m近くはあったかと。
とりあえずオーロラシュリンプゴビーがたくさん。
インド洋の固有種ですね。タイのシミランクルーズでもたくさん見れます。
ピンク色の涙模様が可愛いですね。
ここでもドラキュラシュリンプゴビーを発見。
しかーし、前方から別クルーズと思われる外人さんチームが迫ってきます。
何枚かいまいちな写真を撮ったところで引っ込んでしまい、撮影終了。
後は窒素溜まりすぎてたので、基本浅いところでウロウロして終了。
この沈船ポイントでの一番の群れは人だったかもしれません。
他の船のチームもいたりしますので、自分のガイドを見失わないように注意しましょう。特にハゼなどのマクロ撮影をしていると下ばかり見てしまい、いつのまにかはぐれてしまうことも・・・(経験談)。
ナイトダイビングでマンタ鑑賞
この日は、フェスドゥ・ラグーン(Fesdhoo Lagoon)とう場所でナイトダイビングです。
狙いはぐるぐるマンタ。
船の後ろからライトを照らしてマンタ待ち。
ライトで照らされた水面に集まってくるプランクトンを狙ってマンタが集まってくるとのこと。いったん集まってプランクトンの捕食を始めると、光の周りをぐるぐる回り続けるのでぐるぐるマンタ。現地スタッフも「グルグルマンタ!グルグルマンタ!」と煽ってきます。
19:00から20:00くらいまでにマンタが来てくれれば、エントリーです。
デッキで待っていると、マンタ!の声。
急いでドーニーに乗り込み機材を背負い始めようとしたところ、消えた!の声。
ライト付近をぐるぐるしてくれず、どこかへ行ってしまった模様。
10分ほど待つとまた現れてくれました。
今度こそエントリー。
水底でライトを中心に半円になって着底します。
ふと後ろを見ると暗闇からマンタ!
けっこうビックリします。
さぁ、何匹集まってくれるかな~とワクワクしていたのですが、その後一向にマンタの姿は見えず。ぐるぐるマンタではなく、素通りマンタでした。
20分くらいプランクトンと小魚だけが集まる暗い海の中で過ごしてエグジット。
ちょっと残念なナイトダイビングだったかな。
一瞬しかマンタ出なかったので、追加のダイビングフィー45US$を無料にしてくれました。ご配慮ありがとうございます!!
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