モルディブダイビング1日目-ホワイトチップ、グレイリーフ、ナースシャーク・・・サメにまみれる

モルディブのヴァーヴ環礁のアリマタハウスリーフで近付いてきたナースシャーク

いよいよモルディブの海でダイビングです!初日は南マーレ環礁とヴァーヴ環礁のポイントに潜ります。ダイビングライセンスを取ってからは初めてのモルディブダイビングで大興奮!

モルディブのダイビング初日は南マーレ環礁とヴァーヴ環礁

朝起きてあたりを見渡すと一面の海。そして遠くには島。島の周りは白い砂浜とエメラルドグリーンの海。

アイランドサファリロイヤル号からみるモルディブの海

ワクワク・・・ドキドキ・・・

ついにモルディブの海に潜ります。1日目のダイビングはすべて南マーレ環礁とヴァーヴ環礁北部のポイントです。

モルディブダイビングクルーズの1日目のルート

ドーニーに乗ってエントリーポイントへ

初日の1本目はチェックダイブになります。機材やカメラの調子、耳の抜け具合やウェイトがちょうどよくなっているか確認しましょう。

ポイントまではドーニーと呼ばれる小型の船で移動します。ドーニーの中に機材やウェットスーツ、タンクが置いてあるので、クルーズ船から持ち込むのはカメラと水、バスタオルくらいです。ドーニーの説明は次の記事を参照してください。

いよいよモルディブの海へ。ドーニーに乗り込み、機材のセッティングです。

アイランドサラリのドーニーの右舷

ポイントまで10分くらいという話だったのですが、30分くらいかかりました。ちょっと遠くでアイランドサファリを停めちゃったのかな~なんて思いましたが、その日の潮の流れを見てエントリー場所を決めているので、少し時間がかかることもあるんですね。

ドーニーの中には曇り止め用の洗剤が置いてあるので、いつも使っているのがいい!という場合を除いて曇り止めは持っていかなくてもOKです。トイレも中にあります。

クダ・ギリ(Kuda Giri)

最初に潜るのは南マーレ環礁のクダ・ギリ(Kuda Giri)というポイントです。水深25~30mくらいのところに沈船があるので、レックダイビングが楽しめます。

潜ってみると・・・まさかの・・・

透明度悪い!!

モルディブ南マーレ環礁のクダ・ギリにエントリー

あれ?モルディブって・・・。という感じになりましたが、1本目なのであまり深く考えずに潜降。

すぐに沈船発見!

モルディブ南マーレ環礁のクダ・ギリにある沈船

そして沈船の周りにダイバーたくさん!今回はドーニーからガイド含めて30人近くが一斉にエントリーするので、海の中もなかなかの密度になります。自分のチームを見失わないようにしなくては。

沈船まわりはハナダイ系のかわいいお魚がたくさん泳いでます。

モルディブ南マーレ環礁のクダ・ギリにある沈船とハナダイ

沈船の隙間をのぞき込むとエビさんたちが。

モルディブ南マーレ環礁のクダ・ギリにある沈船とアカシマシラヒゲエビ

名前はたぶんアカシマシラヒゲエビ

沈船を離れると、黒地に青の魚が一面に群れてます。

モルディブ南マーレ環礁のクダ・ギリにいるアカモンガラ

モルディブ名物のアカモンガラですね。色が地味であまりパッとしないのですが、モルディブの海のいたるところ見かける魚です。

沖の方を見ると厳ついヤクザ顔のあの御方が。

モルディブ南マーレ環礁のクダ・ギリにいるイソマグロ

イソマグロです。2~3匹の群れで泳いでいました。目と口元が怖いんですよね。でもイソマグロを見ると南国の海にきた~!っていう感じがしていいですね!

その後は1本目ということもあってカメラのテスト。久しぶりに潜るとカメラの使い方も忘れてしまいます。とりあえずマクロもとれるかテスト。

モルディブ南マーレ環礁のクダ・ギリにいるインディアンダムゼル

インディアンダムゼルかな?綺麗な青と黄色ですね。

モルディブ南マーレ環礁のクダ・ギリにいるクマノミ

そしてクマノミ。ずんぐりしてあまり可愛くない。

やんのかゴルァ( ゚Д゚)!!

的な顔ですね。もうすこし愛嬌のある顔のクマノミが好きです。

モルディブのヴァーヴ環礁のミヤル・カンドゥにいるサンゴとハナダイ

エグジット付近ではサンゴやハナダイの群れが見れる綺麗な場所でした。

ということでモルディブの1本目は終了!ちょっと透明度が悪かったですが、チェックダイブってことで。次からのポイントに期待!

ミヤル・カンドゥ(Miyaru Kandu)

2本目はアリマタ(Alimatha)というリゾート付近のミヤル・カンドゥ(Miyaru Kandu)というポイント。ヴァーヴ環礁の北側にあります。潮当たりが良く、サメがたくさん見れるとのこと。

モルディブのアリマタリゾート

船の外を見るとアリマタリゾートの姿が。

アリマタリゾートを眺めながらドーニーでエントリーポイントまで移動。モルディブ2本目です。ちょっとドキドキしながらエントリーしてみると・・・

1本目と全然透明度違う!!

かなり透明度が良くなっていました。20~30mくらいはあったのかと。

そして流れも結構強い!流される前に速攻で潜行です。

しばらく流さるとサメポイントに到着。

モルディブのヴァーヴ環礁のミヤル・カンドゥにいるサメの群れ

いろいろなサメが目の前を行き来してます。

ホワイトチップシャークグレイリーフシャーク・・・。

モルディブのヴァーヴ環礁のミヤル・カンドゥにいるサメの群れ

サメが尽きることなく目の前を通り過ぎています。全然飽きません。

流れがかなり強い場所だったので、カレントフックや手で岩につかまってサメ鑑賞です。

モルディブのヴァーヴ環礁のミヤル・カンドゥにいるサメとダイバー

GoProも持って行ったのですが、なんと赤フィルターを付け忘れ!なんか画面が緑色だなーと思ってたら、そういうことでした。久しぶりにダイビングするとこういうミスってしちゃうんですよね。残念。

フィルターなしの動画ですが、サメたちが行ったり来たりする様子が見れるので、よかったら見てください。サメだけどだんだん可愛く思えてきます。

このサメを見ていた場所の深度がだいたい25~30m近くだったのですが、どんどん窒素たまる!初日から窒素のためすぎは危険と思い、最後の方は少し浮上してみていました。まわりのナイトロックスメンバーがちょっとうらやましかったです。

サメポイントを少し離れると、ここでもアカモンガラだらけでした。モルディブ=アカモンガラ。

モルディブのヴァーヴ環礁のミヤル・カンドゥにいるアカモンガラ

エグジット付近では、モルディブのダイビング写真でよく見るヨスジフエダイの群れも。青い海に黄色い体が映えます。

モルディブのヴァーヴ環礁のミヤル・カンドゥにいるヨスジフエダイ
Memo

カンドゥ(Kandu)という言葉は、モルディブのダイビングポイントの名前で結構見かけるのですが、チャネルを意味しているそうです。つまり、この言葉が付くポイントでは、潮の流れにのったドリフトダイビングで大型の回遊魚や群れを狙うことができるんですね。外洋の潮流が当たって透明度が良いことも多いです。場合によっては潮当たりの良いところで、カレントフックを使ったり、岩にしがみついたりして、お魚鑑賞することも。

アリマタハウスリーフ(Alimatha House Reef)

アリマタリゾートから出される残飯を食べるため、サメがたくさん集まっているとのこと。ナースシャークという種類のサメです。ひげが付いていてウナギみたいな顔をしているサメですね。体長は2m以上になることも!

ナースとは寄り添うと看護するという意味らしく、一匹だけでなく2匹以上でうようよ泳いでいるとのことです。和名はコモリザメ。「子守(こもり)」という名前ですが実際に子の世話をすることはないようです。

他のリゾートでも残飯を求めてサメが寄ってきているようですが、ダイビング可能な場所がだんだん減ってきているとのことです。リゾート側が禁止している感じ。アリマタリゾートはまだ禁止されていないので、サメ狙いのクルーズ船がたくさん来るとのことです。

サメたちの海へエントリです。ドーニーから飛び込むといきなりナースシャーク!

モルディブのヴァーヴ環礁のアリマタハウスリーフでエントリー直後にいたナースシャーク

危うく乗りそうになりました。2m以上の大きさでちょっと怖かったです。これくらいのサイズの個体もいるとは聞いていましたが想像していたより全然大きく感じました。

それからリーフ沿いに進んでいくと次から次にナースシャーク

モルディブのヴァーヴ環礁のアリマタハウスリーフでナースシャークと遊ぶダイバー

顔のすぐ横を後ろからヌッと出てきたり、かなり近寄ってきます。

モルディブのヴァーヴ環礁のアリマタハウスリーフでナースシャークの写真を撮るダイバー

かなり人懐っこい感じがしてきました。

そう、あれです。甘えてくる猫みたいな感じ。かまってほしいときにスリって寄ってくるやつです。

モルディブのヴァーヴ環礁のアリマタハウスリーフで見た大迫力のナースシャーク

あまりに近づいてくるのでぶつからないようにするのがちょっと大変な感じ。

ふと上を見上げるとナースシャークやその他の魚がウヨウヨ!

モルディブのヴァーヴ環礁のアリマタハウスリーフで見たナースシャークの群れ

なんなんだこの光景は・・・!!

人を襲わないとわかっていてもなかなか迫力あります。映画とかだったらきっとこのあとサメに襲われますね。

存分にナースシャークを鑑賞してエグジットです。

まさかのナイトダイビングなし!

アリマタハウスリーフはナイトダイビングもできるポイントです。夜の方がたくさんのナースシャークがいて迫力のあるダイビングができるそうです。

今回はここでナイトダイビングもするか多数決で決めることになったのですが、なんとやりたくない人の方が多くて、なしになりました。

なんということでしょう!!

たしかに追加でダイビングフィーが必要になりますし、リピーターの方も多いですし、飽きが来ている方もいるでしょうし・・・・。

民主主義なのでしかたない。翌日以降もたくさん潜れるので気にせず飲んで忘れて就寝♪

Memo

アイランドサファリではクルーズ中に1、2回のナイトダイビングができます。1本あたりの費用は45US$になります。ライトのレンタルもありますが、数に限りがあったりそこまで明るくなかったりするので、ナイトダイビングを希望する時はライトを持参しましょう


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