モルディブダイビング5日目-アリ環礁と南マーレ環礁でダイビング!その後はフルマーレでショッピング!

モルディブ・アリ環礁のフィッシュ・ヘッドで群れるベンガルスナッパーと並走

モルディブダイビングの最終日です。アリ環礁で1本潜った後に南マーレ環礁へ移動。ダイビング後はフルマーレでショッピング。夜はモルディブ伝統料理を堪能してモルディブ旅行を締めくくりました。

アリ環礁から南マーレ環礁へ

ついにモルディブでのダイビングクルーズも最終日となってしまいました。本当にあっという間です。毎日、起きて潜ってご飯食べて潜って飲んで寝ての繰り返しでしたが、どのダイビングポイントも特徴的で毎日楽しめました。

最終日はアリ環礁で1本潜った後に南マーレ環礁へ戻って2本潜ります。

モルディブダイビングクルーズの5日目のルート

本当はラスドゥ環礁でも潜る予定だったのですが、海が荒れていて潜れる状態ではないとの判断で、南マーレ環礁で潜ることになりました。モルディブのダイビングクルーズのコースはだいたい決まっていますが、海況により潜る場所は変わってきます。行きたい場所に行けないこともあるかもしれませんが、そこは仕方ないので我慢。場所を変えた結果素晴らしい景色に出会うこともありますし♪

ダイビングの後は空港近くに停泊して、フルマーレでショッピング。そして、アイランドサファリロイヤル号で最後の夜を過ごします。

フィッシュ・ヘッド(Fish Head)

モルディブダイビング最終日の1本目は、アリ環礁のフィッシュ・ヘッド(Fish Head)です。海洋保護区になっている場所で、ダイビングはOKですが、漁はできません。

一昔前にサメが乱獲され、個体数が減少したため、1995年に海洋保護区にしたそうです。

ここで魚を釣ると、獲物がかかってから引き上げるまでに、サメなどのもっと大きな魚に食い散らかされて、結局釣れるのは頭だけになるからFish Headという名前になったとのことです。話を聞く限りかなり魅力的なポイント。

濃ゆ~い魚影を期待してエントリーです。

潜ってすぐにベンガルスナッパーの群れ。なかなか規模の大きい群れです。

モルディブ・アリ環礁のフィッシュ・ヘッドで群れるベンガルスナッパー

ヨスジフエダイと似てますね。目元とお腹の模様がちょっと違うようです。ヨスジの方はギョロっとした目でベンガルスナッパーはクリっとした可愛い目。ベンガルスナッパーのお腹の方が白い部分が広いです。ベンガルスナッパーの群れにヨスジフエダイがこっそり混じっていることもあるようです。

モルディブ・アリ環礁のフィッシュ・ヘッドで群れるベンガルスナッパーと並走

ここで、カメラに異変が!

液晶の表示がおかしい。

電源をいったんOFFにしようとしても、反応しない。

そして液晶が消える。

あ・・・、中に水。

ハウジングの中にみ~ず~!

少しずつ水が入ってきてます。

エントリーしてから10分以上経過してるし、ボートから離れているだろうし、ここで浮上してもどうしようもないなと思って、そのままダイビングを続行することに。

深く潜ると中に水が入る勢いが増すので、ずっと浅めに泳ぐ。

昨日までの写真と動画のデータはパソコンに移していたのと、Fish Headを含めてあと3本くらいのエピローグ的なダイビングしか残っていなかったので、それほどショックはありませんでした。ちょっと強気・・・。

カメラの水没後は、GoProで動画撮影。

グレイリーフシャークが2、3匹ウヨウヨしてたのと、マダラトビエイが優雅に泳いでました。

あと、ムレハタタテダイの数がなかなか良かったです。ここまで群れているのは初めて見たかも。

エグジット後、SDカードを確認したら生きてました!

ベンガルスナッパーの写真までだけど、フィッシュヘッドのダイビング写真が残っていました。

ちなみに、水没の原因は不明です。エグジット後にハウジングを開いて確認しましたが、Oリングにゴミが挟まっていたわけではなさそうでした。あと、後日メーカーに確認してもらった時も問題なしとのことで、本当に原因不明。この先ちょっと不安・・・。

Memo

カメラの水没ってけっこうショックですよね。注意していても水没しちゃうこともありますし。カメラが使えなくなることより、データが消えるのがダメージ大きいです。毎日カメラのデータはどこかへ退避しておくことをお勧めします。例えばノートパソコンとか。あと、今のカメラは無線(Wifi)でスマホに画像を転送できたりするので、その日イイ感じに撮れた写真は転送しておくと良いかと思います。もちろん全部転送してもOK!

アリ環礁から南マーレ環礁へ移動

2本目からは南マーレ環礁のポイントになるので、アリ環礁から移動です。本当はラスドゥ環礁に行く予定だったのですが、海峡が悪く南マーレに変更となりました。

アリ環礁から南マーレ環礁への移動で外洋に出るため、かなり揺れるとのこと。

ホントに揺れまくり!

船内にいると絶対に気持ち悪くなるので、トップデッキのビーチチェアに寝そべってたのですが、ビーチチェアが揺れに合わせて動きまくり。

2階の洗濯物掛けや洗濯機は盛大に倒れてました。

2時間ほどで南マーレに到着。

アネロンのおかげでなんとか吐かずにすみました。

いつもありがとう、アネロン。

ヴァーガリ・ケーブス(Vaagari Caves)

南マーレ環礁に到着してまずはヴァーガリ・ケーブス(Vaagari Caves)というポイントに潜りました。

いつも使っていたオリンパスのE-PL7というミラーレス一眼カメラが水没したので、サブカメラのTG4を持ってダイビング。

久しぶりのコンデジです。

使い方はすっかり忘れていたので水中で確認。

キンギョハナダイの群れがとても綺麗で、サンゴや岩の上を鮮やかに舞っていました。

モルディブ・南マーレ環礁のヴァーガリ・ケーブス・ケーブスにいたハナダイの群れ

ヴェラサル・ケーブス(Velassaru Caves)

同じく南マーレのポイント。

やっぱりキンギョハナダイが綺麗。

モルディブ・南マーレ環礁のヴェラサル・ケーブスにいたハナダイの群れ

ハタタテハゼが大量にいたので記念に撮影。

モルディブ・南マーレ環礁のヴェラサル・ケーブスにいたハタタテハゼ

クロユリハゼも大量に群れています。

とここで、アカマツカサを発見!

モルディブ・南マーレ環礁のヴェラサル・ケーブスにいたアカマツカサ

この鮮やかな赤の体色が好きです。ストロボを当てるとけっこう映えます。

コンデジだと焦点深度が浅いのでピンボケになりずらくて楽ですね。その分ボケ感が出たイイ感じの写真は撮れませんが。

浅場にはナポレオンがカスミアジを率いて優雅に泳いでました。

ダイビング終了後は機材洗い

終わってしまいました。モルディブのダイビング。1日3~4本も潜ってましたが本当にあっという間。名残惜しいですが、すぐに機材を洗います。早く乾かしたいから。濡れたままのパッキングはなんとか回避したいものです。

といっても自分で機材を洗う必要はありません。アイランドサファリのスタッフさんが洗ってくれます。やることといったら、洗い終わった機材を干すだけ。

場所はもちろんトップデッキ。

アイランドサファリのトップデッキで干されているダイビング機材

ウェットスーツや機材が干されているのを見ると、今回のダイビング旅行も、もう終わりなんだな~としんみり。もう一周したい・・・なんて欲が湧いてきます。

Memo

クルーズ船でのダイビングが終わった後は、トップデッキに機材を干すことが多いと思います。ただ、風が強いことがあるので、飛ばされないようにしっかり固定して干しましょう。特に船が動いている時はかなりの風です。

フルマーレを散策

予定していたダイビングが全部終わったので、港に戻ります。

モルディブのマーレ港

だんだん、陸地が見えてきて船がたくさん。いままで見渡す限りの海の真っただ中にいましたが、ついに港に戻ってきました。

モルディブのマーレ港に沈む夕陽

夕陽が綺麗な時間。港からみる夕陽や夕焼けってなんだか心に染みわたります。ちょっと暗くなってきましたが、上陸してショッピングです。フルマーレという街の商店街に向かいます。

モルディブのフルマーレの公園

ドーニーに乗って上陸。すぐに公園がありました。

モルディブのフルマーレの公園で運動する人

公園にはちょっとしたトレーニングマシンが。皆さん有酸素運動に励んでます。

モルディブのフルマーレの公園の大通り

公園内には広~い通りが。明るいうちに来たかったな~。青い空に広い公園の景色を見たかったです。

モルディブのフルマーレの繁華街

公園を抜けて大通り沿いを歩いていきます。

モルディブのフルマーレのお店

すると小さな商店街が。規模は大きくありませんが、人で賑わっています。モルディブといえばコレ!!といったお土産はありませんが、地元の商店街を探せば日本にないような面白いものがあるかもしれません。ちなみに私はピリ辛のふりかけを買いました。アイランドサファリのスタッフさんのおすすめです。

モルディブのフルマーレの果物やで売っていたバナナ

商店街で目を引くのはバナナ!!

いたるところで房まるごとのバナナが売られています。この売り方がモルディブスタンダードなのでしょうか。毎朝食べるとしても全部たいらげるのに二か月くらいかかりそう・・・。

モルディブの海でカラフルに光るアイランドサファリ

フルマーレの商店街でショッピングを楽しんだ後は、港で停泊しているアイランドサファリに戻ります。七色に輝いくアイランドサファリ。ちょっとチャラい感じを醸し出してますね~。モルディブなので全然OK!!

夕食はモルディブの伝統料理

最終日はアイランドサファリで一泊。夕食はモルディブの伝統料理です。

アイランドサファリで食べたモルディブの伝統料理

テーブルの上にいろいろな食材が用意されます。

アイランドサファリで食べたモルディブの伝統料理

たくさんの食材から好きなものをお皿にとって、手でコネコネして丸めて食べるのがモルディブスタイル。食べ方は料理長自らが実演して教えてくれます。モルディブ料理を堪能しながらお酒をたっぷり飲んでモルディブ最後の夜を過ごしました。翌日にダイビングはないので無制限飲酒です。

ありがとう!モルディブ!アイランドサファリ!

翌日、若干の二日酔いの気分で起床。いよいよアイランドサファリとのお別れの日です。

アイランドサファリから見るモルディブ・マーレの港

デッキからいつものようにモルディブの海を眺めながらモーニングコーヒー。

う~・・・名残惜しい!

パッキングを完了させてドーニーに荷物を積み込みます。そしてついにアイランドサファリとお別れ。

モルディブ・マーレの港に停泊中のアイランドサファリ

岸まではドーニーで移動。

アイランドサファリがどんどん遠ざかっていきます。

楽しいダイビングをありがとう!アイランドサファリ!

モルディブ・マーレの空港まで送ってくれたアイランドサファリのドーニー

ここでドーニーともお別れ。

名残惜しいモルディブのエメラルドグリーンに輝く海

モルディブのこのエメラルドグリーンの海を見ると、帰りたくなくなります。あと、1日、いや・・・あと一週間か一か月・・・一年くらいここにいたい!移住する?くらいの感じです。

モルディブの空港の免税店

後ろ髪が引っ張られ過ぎて、薄毛にならないかくらいの勢いでしたが、空港でチェックイン。免税店を軽く見渡して飛行機に搭乗。

飛行機から眺めるモルディブの美しい環礁

離陸してすぐにモルディブの環礁がいくつも見えてきます。いつか全部の環礁を潜り倒すことを誓ってウトウト居眠り。

スリランカのコロンボにあるバンダラナイケ国際空港に沈む夕陽

途中経由するスリランカのコロンボでは美しい夕陽を見ることができました。飛行機と夕陽は大好きな組み合わせです。

モルディブから日本へ帰る飛行機から見た美しい朝焼け

日本付近では美しい朝日が。空のグラデーションがすばらしい。最後まで素晴らしい景色を見ることができたモルディブ旅行でした。

モルディブは人生で初めてダイビングを経験した場所です。当時はライセンスがなかったので、体験ダイビングに申し込んでインストラクターさんにしっかり体をつかんでもらってのダイビング。それでもモルディブの美しい海に触れることができて、その後のライセンス取得につながったと思います。ここで、素晴らしい体験ができたからこそ、いろいろな海で潜ることができてるんだな~としみじみ。

今回は乾期の王道コースのクルーズでしたが、モルディブにはまだまだたくさんのダイビングポイントがあります。同じポイントでも違うポイントでもいいので、またモルディブの海に潜りたいです。機会があれば皆さんも是非モルディブの海を楽しんでくださいね♪


Home

コメントを残す


Twitter

Facebook

Hatena

Pocket

Twitter

Facebook

Feedly

RSS