モルディブダイビング2日目-南アリ環礁でジンベエとマンタ発見!

モルディブ・アリ環礁のマーミギリ・アウトリーフで遭遇したジンベエザメを下から撮影

モルディブダイビングの2日目はヴァーヴ環礁から南アリ環礁に移動。そしてこの日は大みそか。南アリ環礁のダイビングではジンベエとマンタに遭遇!1年の締めくくりにふさわしい大満足のダイビングでした。

モルディブのダイビング2日目はヴァーヴ環礁からアリ環礁南部へ

モルディブダイビング2日目は、ヴァーヴ環礁で1本潜ってからアリ環礁へ移動して2本のダイビングです。

モルディブダイビングクルーズの2日目のルート

アリ環礁ではジンベエスイムができます。ダイビングじゃなくてシュノーケルですが、高確率でジンベエが見れるそうなのでぜひ挑戦してみてください♪

デヴァナ・カンドゥ(Devana Kandu)

2日目の1本目のダイビングはデヴァナ・カンドゥです。ヴァーヴ環礁北部のダイビングポイントです。カンドゥ(Kandu)という名前が付いているのでチャネルになっている場所で流れの中でのダイビングになります。

ここもサメ観賞ができて、小さいのから大きいのまでたくさんのグレイリーフシャークとホワイトチップを見ることができます。

子供なのかな?1mもないような小さいグレイリーフがウロウロ泳いでいて可愛かったです。

モルディブ・ヴァーヴ環礁のデヴァナ・カンドゥで見たサメの群れ

思ったより流れは無かったのでゆったりサメ観賞することができました。

動画の後半に出てきますが、たくさんのダイバーの中に紛れ込んできたサメがどうしたらいいかわからずオロオロしちゃってます。可愛いのだけどなんか罪悪感。

サメ観賞していた場所でふと横を見るとカマスらしき群れが!

モルディブ・ヴァーヴ環礁のデヴァナ・カンドゥで見たオオメカマスの群れ

あとで確認するとオオメカマスとのこと。50cmくらいの小さなカマスです。バラクーダみたいな迫力のある群れではありませんが、透明で綺麗な姿です。

そーっと近づくと群れの中に迎え入れてくれました。

しばらーくカマス気分を味わっていたら流されていたみたいで、ギリ、バディの泡が見えるくらい!

全速力で合流。流れに逆らって泳がないといけなかったので、けっこう疲れました。魚に見惚れすぎるのも要注意です。

その後は海底に張り付いているマダラエイと遭遇。

モルディブ・ヴァーヴ環礁のデヴァナ・カンドゥで見たマダラエイのペア

かなり大きい個体がペアでいました。尻尾の長さをいれると1.5m以上はありそう。

マダラエイとマダラトビエイって名前は似てますが見た目は全然ちがいますね!マダラトビエイの方が海の中では映える気がします。群れで優雅に泳ぐ姿がいいんですよね。

ディグラ・アーチ(Dhigurah Arches)

1本目が終わったらヴァーヴ環礁から南アリ環礁へ移動です。環礁を跨いで移動するときは外洋の荒波でかな~り船が揺れます。日本で買った酔い止め「アネロン」の効果でなんとか耐えることができました。なんどアネロンに助けられたことか・・・。

波が穏やかになってきたなーと思ったらもうアリ環礁。2本目のポイントはアリ環礁南部のディグラ・アーチ(Dhigurah Arches)です。

ブリーフィングの説明では、ジンベエが出るかもしれないポイントとのこと。ジンベエという言葉がでると皆さんざわつき始めます。ダイビングクルーズあるあるですね。あまり期待しすぎると念でジンベエが逃げちゃいそうなので、でなくてもいいやぁ~くらいの期待感で潜ります。

エントリーしてしばらくは沖の方を見てましたが、ジンベエの気配が全くなかったので、水底の方を見ることに。透明度も悪かったですし。

珍しくはないのかもしれませんが、ハタタテダイがたくさんいました。ペアになっていたのがいたのでとりあえず写真。

モルディブ・ヴァーヴ環礁のデヴァナ・カンドゥで見たハタタテハゼのペア

ハタタテハゼは日本でも見れますが、モルディブは数が多い!!

ペアだけでなく5、6匹以上の群れを見ることができたり。なかなか写真で撮るのが難しいんですけどね。

あと、クマノミがたくさんいるポイントがありました。クマノミ城ですね。

モルディブ・アリ環礁のディグラ・アーチにあったクマノミ城

残念ながらジンベエさんには出会えずに2本目は終了でした。

マーミギリ・アウトリーフ(Maamigiri Out Reef)

3本目もアリ環礁南部でマーミギリ・アウトリーフというポイントです。名前の通りマーミギリという島からちょっと離れた外洋になります。豊富なプランクトンを求めてジンベエさんがやってくるとのこと。

ザワザワ・・・ザワザワ・・・

やはりジンベエという名前がでると船内がざわつき始めます。

このポイント付近ではまずはジンベエスイム。それほど外洋に出ないところで船の上からジンベエサーチ。ウェットスーツを着て待機です。

ジンベエいた~~!!

の合図で一斉に海へ飛び込んでいきます。

ただこのときのジンベエスイム。直前に突然やる気を失いキャンセルすることに。

天気が悪かったからかな・・・。寒そうだったし。

たぶんラパスでのジンベエスイムがトラウマになっていたのが一番の原因かも。

大人数でエントリーして、蹴って蹴られて一瞬だけジンベエを見れるという体育会系な感じ。

今回は、けっこう遅く泳ぐジンベエだったようで、わりとゆったり見れたそうです。ちょっと後悔。

その後、ほぼ同じ場所でダイビングです。

ジンベエスイムはキャンセルしましたが、ダイビングはもちろん続行です。

先ほどのジンベエスイムでジンベエが見れていたので期待大♪

エントリーして下を見ると。黒いひし形が。

モルディブ・アリ環礁のマーミギリ・アウトリーフでエグジット直前に見たマンタ

マンタァァァ!!

なんとマンタの頭上にエントリー!!

モルディブ・アリ環礁のマーミギリ・アウトリーフでエントリー直後に遭遇したマンタ

思いがけずのマンタでした。それにしてもダイバーの数がすごい。驚かせちゃってごめんよぅ。マンタさん。

この子はナンヨウマンタと呼ばれる種類です。

モルディブにいるのはほぼ南洋マンタとのこと。シミランやコモドクルーズで見たマンタには5m以上のオニイトマキエイもいましたが、こっちの方にはいないようです。

今回出会ったのは3mちょうどかそれ以下といったサイズです。

マンタ識別のため、お腹を撮影。

モルディブ・アリ環礁のマーミギリ・アウトリーフでマンタと2ショット

「Manta Matcher」というサイトがあって、マンタのオンラインデータベースになっています。マンタはお腹の模様で個体を識別できるそうで、世界中の海で目撃されたマンタの斑点模様をデータベース化して、マンタの研究や保護活動に役立てているとのことです。Manta Matcherのサイトでマンタの写真や動画、遭遇した日時、場所をレポートすることができるので、賛同されるかたは是非♪

マンタをしっかり鑑賞した後は、流れに乗ってドロップオフ沿いを進むと、タンクを叩く音が!

まさか・・・ジンベエ!?

音の鳴る方へ一瞬ダッシュしましたが、ガイドの羽ばたくようなジェスチャー。マンタですね。さっき見たよーとちょっと贅沢な考えになってしまい、遠目でマンタをお見送りです。

モルディブ・アリ環礁のマーミギリ・アウトリーフで遭遇した2匹目のマンタ

モルディブという場所がマンタあたりまえ的な贅沢思考にさせてしまうのです。ごめんなさい。

とかいろいろ考えながら、なんとなく上を見上げると巨大な魚影が

モルディブ・アリ環礁のマーミギリ・アウトリーフで遭遇したジンベエザメ

でちゃうんだなこれが。

ジンベエ様の参上です。

ジンベエスイムをキャンセルしたので、体力が残っていたこともあり、ちょっと並走しちゃいました。やっぱりジンベエは迫力ありますね!

モルディブ・アリ環礁のマーミギリ・アウトリーフで遭遇したジンベエザメと泳ぐ

4~5mのサイズだったかと思います。

まさか1本のダイビングでマンタもジンベエも見れるとは・・・。モルディブ末恐ろし。

モルディブ・アリ環礁のマーミギリ・アウトリーフで遭遇したジンベエザメを横から撮影

ジンベエが現れた時はやっぱり興奮しています。エアの消費はすごかったかと・・・。ちょっと酸欠気味になってたかも。

モルディブ・アリ環礁のマーミギリ・アウトリーフで遭遇したジンベエザメが遠くへ泳いでいく姿

ジンベエがだんだん遠くに行ってしまいます。その後ろ姿もかっこいい。出会ってくれてありがとう。

その後、しばらく流されて安全停止する直前にまたマンタ

安全停止のために水深を上げようと思ってましたが、また20m付近まで潜行。

モルディブ・アリ環礁のマーミギリ・アウトリーフでエグジット直前に見たマンタを横から撮影

お腹を見ましたが最初のマンタと同じ模様です。

モルディブ・アリ環礁のマーミギリ・アウトリーフでエグジット直前に見たマンタを下から撮影

エントリー直後に見たマンタがこちらに避難してきたのでしょう。かなりの数のダイバーだったし・・・。

また近づいちゃってごめんね!

マンタとジンベエに出会えたマーミギリ・アウトリーフのダイビングの様子は動画もありますのでよかった見てください♪

Memo

実は、ジンベエが去って行ったあと、同じ方向に泳いでいくチームと逆方向に行くチームに分かれました。私たちは逆方向だったのですが、ジンベエの方向に行ったチームは再度ジンベエと遭遇していました。そのチームのガイドさん曰く、「ジンベエは同じ場所を行ったり来たりしている」とのこと。ジンベエと出会ったときはその場にしばらくとどまるか、ジンベエの方向に進むとまた会える可能性が高いです。

アフターダイブでもマンタにジンベエ!

ダイビングが終わってから夕食までの間はいつもログ付けタイム。この日のログ付けタイムはいつもと違いました。突然、マンタァァァ!の声。

デッキに出てみると何枚ものマンタが船のまわりでバシャバシャしてます。

モルディブ・アリ環礁のマーミギリ・アウトリーフで船の上から見たマンタの群れ

5~6枚はいたかと。

ここで潜ったらすごい景色かもと思いましたが、暗かったので断念。動画の方が分かりやすいかもしれません。

しばらくマンタの乱舞を見ていると船の後方からジンベエェェェ!の声。

今度はジンベエが現れました。

モルディブ・アリ環礁のマーミギリ・アウトリーフで船の上から見たジンベエザメ

2mくらいの可愛いやつです。子供かな?慌てて撮ったのでピンボケなのが悔しい・・・。

とはいえ、海の中でも船の上でもジンベエにマンタだたけの素敵な一日でした。

モルディブほんとすごい!!

そして今日は大みそか

今日は12月31日。大みそかです。夕食がすごかった・・・。かなりゴージャス!シェフが腕を振るった感出まくりです。

アイランドサファリで過ごした大みそかに振舞われた豪華なディナー

なんとジンベエの飾りつけ。さすがリゾート大国モルディブ。素敵です。

アイランドサファリで過ごした大みそかに振舞われた豪華なデザート

フルーツの飾りつけとかよくできてますね~。

当然、食べる前に料理の前で写真撮影大会。

食べきれないくらいの量が出されていますね。

そして船からもワインのサービス。全員に赤ワインか白ワインをグラスで振舞ってくれました。

アイランドサファリで過ごした大みそかに振舞われたワイン 

アイランドサファリありがと~!!

モルディブ時間の午後8時が日本での0時なので、8時にいただきますで夕食スタート!

大みそかだらいいだろうという甘えのもと、お腹いっぱい食べてしまいました。こうして正月太りになっていくのでしょう。

0時くらいから近くのリゾートでHappy New Yearの花火が打ちあがると聞いたので、15分くらい前まで仮眠をとって、トップデッキに移動。

しかし、夜空は暗いまま・・・。

どうやら11時くらいに打ちあがっていたらしいです。

リゾート毎にサマータイム的な時刻を設けている場合があると聞いたことがあったので、それかな?

モルディブってリゾート毎に1時間くらいの時差があったりするんですよね。リゾートタイムと呼ばれているみたいですが、こちらの記事で紹介しているのでよかったら見てください。

ちょっと残念でしたが、明日からのダイビングのため再び就寝。


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