青根温泉旅行-白石城に潜入!!
蔵王酪農センターでチーズを堪能した後は、白石市に向かいました。
白石城と武家屋敷を見学するためです(^^)/
ここは今回の旅行で最後の観光地。日本の歴史を感じてきました。
チーズにまみれた後、白石城と武家屋敷へ向かう
蔵王酪農センターで食べたチーズがお腹に重~く残っている中、車を走らせ白石に向かいました。
白石城と武家屋敷に行こうとしていたのですが、見学できるのは17:00まで。
すでに15:00をまわっていたのでかなり急ぎました。もちろん安全運転で(^^)v
蔵王酪農センターから白石城までは車で約45分。
やっと白石城付近に到着。お城から少し離れたところに無料駐車場もあります。
駐車場からお城までは歩行者用の小道があって、その道の名前がなかなか良いです・・・(^^)/
城来路と書いて「シロクロード」。
センスあります。もしかして広辞苑とかにも載ってたりして・・・。
シロクロードを進むとだんだんと雰囲気が和な感じに。
竹林や柿の木を見ると日本だなぁという気分になりますよね?
柿はまだまだ青く美味しそう・・・とは思いませんでした。オレンジ色に熟してきて美味しそうに見えても結局渋柿なんですけどね・・・^^;
ついに白石城の立派な姿が!
竹林を過ぎて右側のちょっとした上り坂を登ると、お城の姿が見えてきます。
お城としてはそれほど大きな方ではないかもしれませんが、石垣、真っ白な壁、瓦の屋根を見るとこれぞお城ー!!という感じで興奮してきます。
実はこの白石城、平成7年に復元されたものなんです。
仙台藩の南の要衝として、関ヶ原の戦い後、明治維新までの260年間も、伊達家の重臣片倉氏の居城となっていましたが、明治7年に解体されてしまったのです。
明治時代になって日本中のお城が壊されましたからね。その流れなんでしょうか。なんかせっかくの日本の文化なのに、もったいない気がしますよね。
でも、破壊前の白石城をかなり忠実に復元しているので一見の価値ありですよ(^^)/
もちろん城壁の中にも入ることができます。
天守閣に向かって左手の方に、城壁の中への入口があります。
入口をくぐると左手には宮城県の県花「ミヤギノハギ」がびっしり咲いています。
ミヤギノハギを見ると宮城に来たなぁ~という気分になります。でもミヤギノハギが県花だって知ってる人ってあんましいないかも・・・。
城壁の中は芝生と木々がたくさんでのどか~な公園のようになっています。
城壁の中を少し歩くと天守閣が見えてきます。もちろん天守閣の中にも入れちゃいます(*^^)v
白石城の中へ潜入
天守閣の入口にいるスタッフの方に確認したところ、天守閣内の撮影はOKなんだそうです。お言葉に甘えてたくさん写真を撮っちゃいました。
天守閣の一階部分には鎧が置いてあります。黒い方が片倉小十郎の鎧。赤い方が真田幸村の鎧。
戦国武将の中で人気のあの真田幸村。白石城城主、片倉小十郎とは深~いつながりがあるんだそうです。
徳川が豊臣家を滅ぼした大阪夏の陣で、この二人は敵同士で戦っています。片倉小十郎は徳川側、真田幸村は豊臣側です。
歴史の教科書どおり、真田幸村はすさまじい奮戦も及ばずこの戦で命を落としました。
真田幸村はこの戦で負けること、自分が死ぬことを予見していたんだと思います。
敵将である片倉小十郎に自分の子息を託していたのです!片倉小十郎という男を見込んでのことだったんでしょう。
片倉小十郎も真田幸村の子供たちを受け入れここ白石で暮らすことを許しんたんだそうです。
う~ん。戦国ロマンですねぇ(^-^)
戦国時代に想いを馳せていると階段でころんで落ちそうになりました^^;
お城はどこもそうなのかもしれませんが、かな~り急こう配です。
天守閣は三階建てです。
最上階からは場内と白石の街を見ることができます。昔のお殿様は天守閣から城下町を眺めて何を想ったんでしょうねぇ。
白石城を堪能しているといつの間にか16:30過ぎに!!近くにある武家屋敷を見学できるのは17:00まで。
武家屋敷で伝統的な日本家屋を感じる
あわてて白石城を出て武家屋敷に向かいます^^;
白石城から武家屋敷までは歩くと15分くらいです。武家屋敷の前には無料駐車場があるので、今回は車で移動することにしました。
武家屋敷に着いたころには17:00直前だったんですが、スタッフのおじちゃんが快く見学を許してくれました。おじちゃんありがと~(^^)/
この武家屋敷の素敵な入口。ここで吉永小百合さんはJR東日本のポスター撮影を行ったんですよねぇ~♪
だからこの入口はちょっとしたフォトスポットになってます。皆さんもここに来た際はぜひ入口で写真を撮ってみてくださいね(^^)v
武家屋敷のお庭には、これまた和を感じさせる盆栽が。
盆栽いいですねぇ。あと石や木に茂ったコケもまた素敵です。日本のコケ文化。好きです。
武家屋敷の中も素敵です。江戸時代の伝統的な日本家屋を感じることができます。
囲炉裏、ふすま、たたみ、縁側。現代の家ではなかなか見ることができないですが、やっぱりなんかこういう雰囲気は落ち着きますね。
屋根は茅葺屋根。毎日、閉館後に煙でいぶして虫やカビを駆除しているんだそうです。
全面的に修復されたとはいえ、260年以上前の歴史ある日本家屋を見学できて感動でした。
白石の武家屋敷で今回の旅行は終了です。
蔵王の青根温泉付近をいろいろ見て回りましたが、とっても楽しかったです。
自然もたくさん!美味しいものたくさん!伝統文化もたくさん!
宮城県を観光する際の参考にしていただければうれしいです(^O^)/
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